バレエの舞台本番の1週間前に、レッスン中に捻挫をし、トウシューズを履くことさえままならないという状態になってしまい、急遽治療をすることになりました。
公演後、お母さまから嬉しいメッセージをいただいたので、掲載させていただきます。(掲載は承諾済みです。)
「内田先生、
昨日は発表会に足を運んで下さり、
想定外の怪我で、直後の暗闇状態から、
前日リハでは、
当日リハでは、
当日朝の治療・
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高校生なので、定期試験があったり学業も忙しい中、手抜きをすることなくしっかりと両立して、ハードなレッスンを一生懸命頑張ってきて、
さあ!もうすぐ本番!というタイミングでなぜ・・・。とショックも大きかった思います。
本人も辛いですが、子どもが辛い思いをしていると、その何倍も辛いのは親御さんです。
近くでサポートされてきたお母さまは「お腹がすかないんです。食べ物の味がしなくって・・・笑」と。
その気持ち、とても理解できます。
レッスン終了後にそのまま治療にきていただいたり、家でできることをお伝えさせていただいたり、
テーピングを巻くのが良いのか無いほうがいいのか、アイシングはどれくらいするほうがよいか
と、ベストを探りながら、なんとか本番に間に合わせることができました。
「身体のことを言葉で表現すること」
これは大人でも難しく、痛むポイント、痛みの経過、どのような動作で違和感を感じるか、説明する事は実はなかなかできません。
しかし、彼女は自分の身体のことをとてもよく理解していて、施術前と後の変化、テーピングのちょっとした巻きの強さや位置の変化での感じかたの違いなどしっかり伝えてくれるので、施術がとても行いやすかったです。
舞台を観に行かせていただきましたが、頭の先から手の指先1本まで丁寧に、しなやかに、身体を使えていて、先生も大役を任せるはずだなあ。と、とても納得しました。
「言葉を一切使わずに身体で表現すること」
も彼女はとても得意なのだなあと感心しました。
カーテンコールで笑顔で観客の皆さんにお辞儀する様子が見られてほっといたしました。
スポーツでもダンスでも受験勉強でも、親子で一つのゴールに向かって、一喜一憂しながらも歩める時間って、沢山ありそうで実は多くはない大切な時間ですね。
頑張った本人に、そしてサポートし続けた親御さんに、心からのエールを送ります。